モダンな和菓子専門店『餅匠しづく』
大阪 西大橋にある和菓子カフェ『餅匠しづく(【旧店名】日月餅)新町店』へ。
お店は地下鉄長堀鶴見緑地線 西大橋駅から徒歩5分程。西大橋駅の2番出口を出たら、目の前が交差点なので、その交差点を渡らずに右へ進んでいくと、右手にガソリンスタンドが見えてきます。
ガソリンスタンドを右折しワンブロックの先の角(左手)に大きなガラス窓があるお店が見えてきます。
一見、和菓子屋さんとは分からないスタイリッシュな外観です。
お店は10時からで、カフェ利用は13時からです。
人気店なのでカフェは満席のことが多いですが、この日は平日だったせいか、貸し切り状態でした。
お店はコンクリ―ト打ちっぱなしのモダンな雰囲気。
横長の店内の真ん中にはコンクリートの大きなカウンターがあり、半分が商品棚、そしてもう半分がカフェテーブルになっています。
お菓子で百薬の長を目指す
「お菓子を食べて心も身体も元気になって欲しい」という店主 石田嘉宏さんの想いから、こだわりがたくさん詰まった和菓子たち。
餅匠しづくで使用しているもち米「羽二重餅」は滋賀県 高島の“針江”という場所で、無添加無農薬で作られたものです。無添加で作られた分、賞味期限が1日という商品も多くありますが、安心して食べることができます。
また、地面に埋め込み式の機械を使用し高圧で突き上げて作ったお餅は、従来の持ち込みの機械で作ったお持ちに比べて、餅の”きめ”と舌触りの良さが抜群に良いとか!!
しかし近年の建物の設計上、埋め込み式の機械を設置するのが難しくなってきた為、30年前に機械の生産が中止になってしまいました。
なので、このような最高級のお餅を頂けるお店が、どんどん少なくなっていくのは非常に残念です。
現代アートが飾られたカフェスペース
座席数8席ほどのカウンターに座ると、目の前に現代アートが展示されていました。
餅匠しづくさんのお店には京都にある現代アートギャラリー『ART OFFICE OZASA』さんの協力のもと、様々な作家さんのアートを期間限定で展示しています。
お店に行った期間は国谷隆志さんの作品『Spaceless Space ー Think in the TOILET (トイレで考えろ)』が展示されていましたよ。
見ている側が「ネオン管と見るか」「吹きガラスと見るか」という正解のない答えを自分で考えて、今まで見えなかったモノを自分の中で感じて下さい。という意味が込められています。
お店で流れている静かなBGMとこの空間に妙にマッチしていて、どこかの美術館やギャラリーにいるような錯覚に陥ります。
振り返ると、ガラス越しに新緑の柳が風で揺れて見えるのも素敵でした!都会の中とは思えないほど、静かで穏やかな空間。
センスを感じる美しい盛り付け
カフェ利用でも、レジカウンターで注文&お会計をしてから、席で待ちます。
セットメニューもありますが、店頭に並んでいる和菓子と好みのお茶を組み合わせて頂くこともできます。
美しい和菓子たちに目移りしまくりですが、今回はフランボワーズ大福¥400とあわせ茶(29種類のブレンド茶)¥500にしました!
まずこの見た目の美しさ!!
センスの良い食器と盛り付けにテンションが上がります!
鮮やかなピンク色が印象的なフランボワーズ大福はビーツで色付けされたとか。
人工着色料は一切使っておらず、100%の自然物。上にかかった金粉もいいですね。
中はラム酒を少し効かせた白餡とフランボワーズの果肉が入っていて、上品な甘さの白餡と、フランボワーズのぷちぷちした食感の組み合わせが面白い!食べた後にフランボワーズの甘酸っぱさが口に広がり、美味しい~♪♪
一瞬でなくなりそうになったけど、我慢してゆっくり、ゆっくり味わいました!笑
お値段は和菓子にしたら少しお高めですが、手土産や差し入れにも喜ばれると思います!!午後になると売り切れの商品も出てくるので、予約されることをおススメします☆
※カフェは予約出来ませんのでご注意下さいね。
お店へのアクセス
■ 餅匠しづく 大阪新町店
住 所 | 〒550-0013 大阪府大阪市西区新町1-17-17 新町ハウス1F |
電 話 | 06-6536-0805 |
営業時間 |
販売 10:30-19:00 茶寮 13:00-17:30 (L.O) |
定休日 | 正月三ヶ日 |
最寄り駅 | 地下鉄長堀鶴見緑地線 西大橋駅より徒歩4分 |
HP | http://nichigetsumochi.jp/ |
@mochi_shizuku9 |
■ 餅匠しづく 岸和田店
住 所 | 〒596-0048 大阪府岸和田市上野町西21-11 |
電 話 | 072-422-6601 |
営業時間 | 10:00-17:00 |
定休日 | 火曜日 |