サステナブルとは
最近良く目にする「サステナブル」というワード。
「サスナテブル(Sustainable)」とは「持続可能にできる」「維持が可能である」という意味で、何となくその言葉は聞いたことあるけど、意味はよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
実は「サスナテブル(Sustainable)」は、これから私たちが生きていく上で意識しなければいけない、とっても大切なテーマなんです!サステナブルとはどうゆうものか理解して、今日からあなたも気軽に取り入れてみませんか?
サステナブルな社会とは
サステナブルな社会とは「持続できる社会」を作るということ。
地球環境を守りながらも経済を発展させることと、貧困や性差別をなくし、誰もが安心して生きていけるような社会を目指し、次世代に繋げていくというものです。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「Sustainable Development Goals」の略で「持続可能な開発目標」という意味です。2015年に193カ国の首脳が参加した国連サミットで「世界を変えるための17の目標」を、2030年までに達成すると定めたものです。
【☆SDGsの基本☆】
— 外務省✕SDGs (@SDGs_MOFA_JAPAN) October 26, 2020
2015年に国連で採択された2030年迄に持続可能でより良い世界を目指す国際目標🌏
①貧困
②飢餓
③健康
④教育
⑤ジェンダ-
⑥水・衛生
⑦エネルギ-
⑧成長・雇用
⑨技術革新
⑩不平等
⑪都市
⑫生産・消費責任
⑬気候変動
⑭海の豊かさ
⑮陸の豊かさ
⑯平和・公正
⑰パ-トナ-シップ pic.twitter.com/sT9phQecyh
エコとの違い
エコとは生態系などを意味する「エコロジー」と、経済を意味する「エコノミー」の二つの意味を持っています。
エコロジーは人間と自然との調和。
私達が生活しながらも、自然や生態系を崩さないように守っていくこと。
エコノミーは経済活動と環境問題とのバランス。
どちらか一方だけが発展すると、もう片方が崩れてしまうので、そのバランスを保つようにすること。
サステナブルもエコも、どちらも“地球環境を守る”という意味は同じですが、サスナテブルの方がより”人から人への繋がり”というような意味が強くなっているような気がします。
サステナブルな暮らしとは
物づくりの背景やストーリーを知る
「流行っているから」「可愛いから」「映えそうだから」「使えそうだから」etc….
私たちが何か物を買う時、このような理由で選ぶことが多いですよね。もちろんその選び方が悪い訳ではありません。その服や食べ物はどこから来たもので、誰が作っているか意識したことありますか?有名なデザイナーさんや、パティシエさんの顔なら思い浮かぶかもしれません。
でも、その服の生地を作っている人は?そのケーキの材料を作っている人は?
商品の背景やストーリーを知ることで、今まで選ばなかった商品を手にするキッカケになるかもしれません。
その行動が、どこかで誰かの笑顔に変わるかもしれない。もしかしたら、動物の命が救われるかもしれない。サステナブルな暮らしとは、物づくりの背景やストーリーを知ることが、未来を守ることにも繋がりますよね!!
使わなくなったものは積極的にリユース!
安くて可愛い商品っていっぱいありますよね!「壊れても安いし、またすぐに新しいのを買えばいっか!」…なんて思っちゃいますよね。でもそれって、、地球のコトを考えると優しくない行動かも。
・知人に譲る
・フリーマーケットに出店する
・リサイクル品に出す
・寄付をする
・リメイクしてもう一度使う
サステナブルな暮らしとは、物を大切にし循環させるコトです。安いものを買うことが悪いことではありませんが、本当に必要な物か、長く愛用したいものかを考えることで、物の選び方が変わってくるかもしれません。
まずは簡単なことから始めよう
「よし!今日から私もサステナブルな暮らしを始めよう!」と意気込んでも、急に全てを変えるのは大変ですよね。。まずは意識することが大事。そして続けることが大事。出来る範囲で無理なく、サステナブルな生活を取り入れていきましょう!
・マイバッグを持ち歩く
・マイボトルを持ち歩く
・食材は食べれる分だけ買う
・自転車で移動してみる
・出しっぱなし、付けっ放しにしない
・洗濯物を自然乾燥にしてみる
・オーガニック製品を買ってみる
・ありがとうと言葉に出して言う
もうすでにやっていることがあるなら、もう一つ出来そうなことを増やしてみても良いかもしれません。一人一人がほんの少し意識することで、少しずつ社会全体が変わっていくはずです!
サステナブルなファッション
ファッション業界では早くもサステナブルに取り組んでいるブランドが増えています。ハイブランドのGUCCI(グッチ)やStella McCartney(ステラ・マッカートニー)を筆頭に、ファストファッションのZARA(ザラ)、日本でもUNIQLO(ユニクロ)などがサスナテブルな取り組みをスタートさせています。
サスナテブルな素材とは
サステナブルな素材と言っても、いまいちピンと来ませんよね。サステナブルの素材とは「自然環境に配慮した素材」のことです。
・オーガニックコットン
・USAコットン
・麻
・リサイクルポリエステル
・リサイクル繊維
・アニマルフリー
紹介したのはごく一部ですが、自然環境に配慮した素材は意外とたくさんあります。これから洋服を買う際、タグ表記にちょっと気にかけて見てみてくださいね♪
日常に取り入れやすいブランド
RE:EDID
「ファッションから未来を変える。ともにより良い未来を創るために。」というテーマを掲げているRE:EDID(リエディ)。お洒落なアイテムが取り揃えてあり、ファッションの初めてのサステナブルデビューにはピッタリです!!ペットボトルから生まれたリサイクル生地を使用したダブルタックパンツとろみと落ち感がある生地で、季節問わず長く愛用いただけます。
harmonie
シンプルなアイテムこそ、長く大切に着たいもの。
harmonie(アルモニ)さんは「人々が安心して暮らせる環境を物作りを通じて伝えたい」という想いで作られたオーガニックコットンの製品がたくさんあります。
普通のコットン栽培は、農薬や化学肥料のほかに殺虫剤や防草剤などが使われており、環境汚染の問題以外に栽培者達の健康に深刻な害を及ぼしています。オーガニックコットンは、農薬や化学肥料を使わずに育てていくので、普通のコットンより手間と時間がかかってしまいますが、環境問題と栽培者達の健康を守ることにも繋がっています。
Converse
廃棄予定の野菜や食材を染料として活用するプロジェクトブランドFOOD TEXTILE(フードテキスタイル)。
フードテキスタイルとConverse(コンバース)がコラボして出来たハイカットスニーカー。天然染料を90%以上使用しており、ハーブで染料した「ジュニパー」と、紫キャベツで染料した「パープルキャベッジ」の2色展開です!!
ソール部分にはリサイクルラバー入りのアウトソールと、Ortholite Ecoインソールを採用。底部分には染料に使用された材料名がプリントされています。
サステナブルなグッズ
サスナテブルライフに取り入れやすいものNO.1アイテムといえば、水筒やタンブラーではないでしょうか。すでに使っている方も多いと思いますが、まだ持っていないという方はぜひこの機会に生活に取り入れてみませんか。
SOMA(ソマ)グラスウォーターボトル
アメリカ ニューヨーク発のブランドSOMA(ソマ)は、サンスクリット語で『神様の飲み物』という意味です。
SOMA(ソマ)の売上の一部は、安全な飲み水を飲む事ができない発展途上国の人達への資金提供プロジェクト「chaity:water」に寄付されています。フタ部分は無農薬で早く育つバンブー(竹)を使用し、再生可能な素材を使用しているウォーターボトルなので環境にも優しいです。
Ecoffee Cup(エコーヒーカップ)タンブラー
イギリス発のブランド「Ecoffee Cup(エコーヒーカップ) 」は、繰り返し使えるタンブラー。
カップの本体部分は土の中で分解可能なバンブーファイバー(竹の繊維)、コーンスターチ、アミノ酸由来の樹脂などから出来ています。またサステナブルな方法で管理されている竹林の竹は、化学薬品を使わずに竹の処理をしているので、環境に配慮されたタンブラーです。
MiiR(ミアー)水筒
アメリカ シアトル発のブランド「MiiR(ミアー)」
どんなシーンにもマッチするスタイリッシュなデザインの真空断熱材ボトルは、収益の一部が世界中で支援が必要な地域のサポートプロジェクトのために利用されます。サイズ展開は4つで、Thermo 3D™ダブルウォール真空断熱材で作られているから保冷・保温効果はバッチリ。
18/8メディカルグレードのステンレススチールを使用しているので、嫌なメタルの臭いや味もしません。
サステナブルな暮らしってちょっと楽しそうですよね!!
今日から取り入れてみませんか☆