ヒップホップ×ダンスホールの振付師デクスター・カー(Dexter Carr)

ヒップホップ×ダンスホールの振付師デクスター・カー(Dexter Carr)
流れるように軽やかに踊る彼のダンスから目が離せない！

ダンサーとしてのキャリア

デクスター・カーは16歳の時からダンスを始め、フリースタイルやタップなど様々なジャンルのトレーニングに励みました。クリス・ブラウンの2枚目のスタジオアルバム「EXclusive」からのシングル「KISS KISS」のミュージックビデオのバックダンサーに抜擢され、その後はブロードウェイミュージカル「Bring It On」や「In The Heights」など演技にも挑戦しながら、ダンサー兼コレオグラファーとして活動。ケイティ・ペリー、ビヨンセ、ミッシー・エリオット、ジャネット・ジャクソンなど多くのアーティスト達と仕事をしています。

「私はフロリダ州マイアミ出身で、かなり保守的で厳しい家庭で育ちました。しかしその生い立ちが今この目まぐるしい業界で働くことの役に立っていると感じます。LAとニューヨーク大都市を行き来する生活はハードですが、私には常に明確な目標があるので、間違った方向に流されることはありません。いつも地に足をつけていられるのも私の母親のお陰だと思っています。」

デクスター・カー インタビュー

サブスクサービスを配信

デクスターはアパレルブランドとダンスレッスンを融合させたサブスクリプションサービス「Dexter Outlet」を開始。

無料で利用出来るコンテンツ又は月8ドルコース、月10ドルコースから選べ、世界中どこからでもオンラインでデクスターのダンスのレッスンを受けられるだけでなく、アパレルブランドを割引で購入出来ます。

また「#outletbattles」と題したオンラインダンスバトルを毎月開催し、ランキング上位の者には賞品が贈られるなどイベントも積極的に行っています。

「私は24時間年中無休で働いています。私には将来ブロードウェイミュージカルや、映画、コマーシャルなどの監督業にも挑戦したいという目標がハッキリしているので、そこに多くの労力や愛を注ぎ続けられるのです。もちろんお金が全てではありませんが、この世界で成功して経済的に余裕を持つことで、両親に恩返しがしたいのです。」

デクスター・カー インタビュー

コレオグラフィービデオ

デクスターのコレオグラフィービデオをご紹介します。フリースタイルの部分も多く、ダンサーによってかなり個性が分かれるので見ていてとても面白いです。

「WHINE UP」Kat Deluna

最初にデクスターが登場し、その後生徒達が踊っています。デクスターのコレオグラフィービデオは、他のコレオグラフィービデオよりも多くダンサーが登場しています。

ビデオにはケイシー・ライス、シャーリーズ・グラス、アマリ・スミスなど有名ダンサーも出演しており、ダンスホールレゲエやカリビアンダンス、ヒップホップなどを融合したダンスに加え、それぞれの個性溢れるフリースタイルが見所です。

「Everytime The Best Drop」 Monica

同じく最初にデクスターが一人で登場し、再びデクスターのビデオ常連のケンダル・ハリスと一緒に踊った後、他の生徒達が踊っています。

普通はサビに合わせて振付を考えそうですが、イントロの途中から流れるように振付が始まるのが面白いですよね。この他にもデクスターのYouTubeやインスタグラムでダンス動画が沢山UPされていますので、ぜひチェックしてみてください。