多くのアーティストのバックダンサーとして活躍する ダリオン・ガリェーゴス(Darrion Gallegos)をご紹介!
ダンスへの道
PROFILE
名 前 | ダリオン・ガリェーゴス |
英 語 | Darrion Gallegos |
誕生日 | 1992年10月19日 |
出 身 | アメリカ アリゾナ州 フラッグスタッフ |
@darrion_g |
ヒスパニック系ラテンアメリカ人の祖父母に育てられたダリオン・ガリエゴスは、幼少期からさまざまなスポーツや、楽器、アートに親しみながら育ちました。ダンスを本格的に学び始めたのは、舞台芸術および視覚芸術プログラムに焦点を当てたFlagstaff Arts and Leadership Academy(フラッグスタッフ・アーツ・アンド・リーダーシップ・アカデミー)、通称FALAに通うようになってからです。
FALAでさまざまなスタイルのダンスを吸収し、14歳になる頃には、他の生徒たちにダンスを教えたり、振付を手がけるまで上達していました。
「僕は一人っ子だったので、3歳ぐらいの頃からいつも祖父母の家で流れていたラテン系の音楽に合わせて1人で踊っていました。たとえ周りに人がいなくても、自分の中で想像したり、何かを生み出す方法がその頃からついていたのだと思います。」
ダリオン・ガリエゴス インタビュー
拠点をロサンゼルスへ
2012年に学校を卒業し、ロサンゼルスへと拠点を移したダリオンは、ダンスコンベンション 「パルスツアー」の数少ない”エリート・パルス・プロテジェ”に選ばれ、2年間奨学金を貰いながら国内を周って、トップ振付家の下でダンストレーニングを行いました。
「FALAの経験はすべて、僕の人生においての準備期間でした。あらゆる芸術が、どのようにショービジネスに関連しているかを学ぶのに本当に役立ちました。」
ダリオン・ガリエゴス インタビュー
アリアナ・グランデのバックダンサー
ショービジネス界で活躍する振付師トリシア・ミランダのアシスタントをしながら、カミラ・カベロ、ニッキー・ミナージュ、テイラー・スウィフト、リアーナなど数多くのアーティストのダンサーとして活躍していたダリオンですが、最も多くのステージを共にしたのはアリアナ・グランデでした。
スウィートナー・ツアーに出演した際、アリアナに「ヒールを履いて「女性的な役割」を演じて踊って欲しい」と頼まれ、女性ダンサーたちと一緒にヒールを履いてダンスを披露しました。
「ショービジネスを通して、世界に良い影響を与えると信じていることの一つは、性別の固定観念を打ち砕くことだと思います。僕はダンサーですが、ただ踊っているだけだとは思っていません。決してLGBTQIAコミュニティを代表しているとか、先駆者になっているとは思っていませんが、ショービジネスを通して、自分の役割を果たしていると信じています。僕の活動が世界を変えるための、一つの追い風になれたら嬉しいです。」
ダリオン・ガリエゴス インタビュー
数ヶ月もの間、世界中を移動しながらショーを続けていくのは大変なことで「間違いなく、毎日ヘトヘトになる」とインタビューで答えています。でもツアーバスの中で他のダンサー達とおしゃべりするのは大好きなんだそう!ショーの合間には、必ず現地のレストランやショッピング、ビーチに行ってリフレッシュしているそうですよ。
「僕が一番自分らしく輝けるのはステージにいる時だと思います。特にアリと一緒にステージに立つと、今までにない表現ができるから凄く楽しかったです。僕がショービジネス界に入った時は、まだ男性とか女性とか、ヒップホップダンサーとかジャズダンサーとか、とにかくカテゴリーに分けられていて、その中間を表現することは出来なかったのです。」
ダリオン・ガリエゴス インタビュー
ダリオンのオススメダンス
ダリオン・ガリエゴスは1分4秒辺りから登場。画面の左前で迷彩パンツを履いて踊っています。
トリシア・ミランダのコレオグラフィー・ビデオ。16秒当たりから登場していますよ。こちらもめちゃくちゃカッコイイ!