韓国ドラマ「涙の女王」あらすじとキャストと感想 (ネタバレあり) 

大ヒットした「愛の不時着」を抑えてtvNドラマ視聴率歴代1位となった韓国ドラマ『涙の女王』
夫婦生活が破綻していた財閥令嬢と田舎出身の夫。妻の病を機に、再び愛が芽生え始める…

基本情報

タイトル	涙の女王
韓国語	눈물의 여왕
放　送	2024/3/9 – 2024/4/28
チャンネル	TVN
脚　本	パク・ジウン
回　数	16話
出演者	キム・スヒョン キム・ジウォン パク・ソンフン 他
配　信	Netflix
公式サイト	https://tvn.cjenm.com/ko/queenoftears/

あらすじ

キャスト相関図

ビジュアルポスター

メインキャスト

【クイーンズグループ法務理事】ペク・ヒョヌ 役 / キム・スヒョン

35歳 / クイーンズグループ法務理事 /クイーンズデパート法務チーム長 ペク・ヒョヌ

ソウル大学ロースクール出身の弁護士だ。スマートな脳に財閥よりも財閥らしいビジュアル。会社のロビーをモデルのように歩けば、どこでもマンハッタンのアッパーイーストぐらいから飛んできたような存在感があるのに、実は田舎出身だ。そんな彼が財閥令嬢と結婚した際、村人たちは私たちのヒョヌが王の婿になったと大騒ぎになった。一生愛すると信じて結婚したが、その3年後、彼は離婚を夢見るようになった。切実に。

【クイーンズグループ常務取締役】ホン・ヘイン 役 / キム・ジウォン

34歳 / クイーンズグループ常務取締役 /クイーンズデパート社長 ホン・ヘイン

ひたすら他人に命じるために唇を二つ付けて生まれたような絶対君主で、江南の真ん中に城のように君臨しているクイーンズデパートの女主人だ。彼女の信条は「ダメなことなんてある? やるって言ったことはやる！」だ。現在の目標はデパートに高級ブランド「ヘルキナ」を入店させ、”1兆クラブ”に加入することだ。そんな高みを目指している彼女に青天霹靂のような出来事が起こる。

【M&A専門家】ユン・ウンソン 役 / パク・ソンフン

34歳 / ウォール街アナリスト出身のM&A専門家 ユン・ウンソン

知らない人はいない有名な投資家で、自分で卒業論文も書けないような財閥3世たちの救世主だ。ウンソンと夕食を食べる為にニューヨークまで飛ぶ人もいたし、プライベート集会でセミナーをするという名目で巨額なギャラで招待して投資情報を送ろうとする人々も多かった。投資のことについて知りたがる人は多かったが、結婚はしたのか、現在の資産はどういうわけか、たまに韓国に出入りする理由は何かなど、私生活については全く知られていない。

【クイーンズマート代表】ホン・スチョル 役 / クァク・ドンヨン

33歳 / クイーンズグループ専務理事 / クイーンズマート代表 ホン・スチョル

ホン・ヘインの弟。見た目は大人だが、中身は中2の少年のようだ。幼い頃から姉のヘインに踏みつけられながら成長した。そのせいか考え方も理想もホン・ヘインとは真逆のタイプが理想だ。幸いにも理想の女性を見つけ、誰よりも幸せな結婚生活をしていると自負する。

【スチョルの妻】チョン・ダヘ 役 / イ・ジュビン

38歳 / スチョルの妻 チョン・ダヘ

美人画から飛び出してきたようなエレガントで高級感のあるビジュアル。つまらない冗談に一日中反応して笑ってくれて、父親より早起きして完璧に身なりを整え、家族の誰よりも最初に現れて、ホン・マンデ会長を喜ばせる。礼儀も時事常識もあり、性格も明るく、難しい問題でも若い子がなぜそんなことを知っているのかと思うほど博学多識だ。

ヘインの家族たち

【ヘインの祖父】ホン・マンデ 役 / キム・ガプス

80歳 / へインの祖父 / クイーンズグループ会長 ホン・マンデ

欲望の化身。”お金さえあれば幽霊でさえも臼でひいて進んで行く”というのが人生の信条だ。そのシンプルで確固たる信仰で今日のクイーンズグループを作った。本妻が亡くなってすぐにモ・スリを家に連れて帰り、同居しながら息子と娘の心を傷つけてきた。年をとるほど疑いが増え、人を信じられなくなっていったが、モ・スリだけが戸籍と財産を望まず、純粋な心で30年も自分の傍にいるのだと盲目的に信じて疑わない。

【マンデの同居人】モ・スリ 役 / イ・ミスク

65歳 / マンデの同居人 モ・スリ

30年間、ホン・マンデ会長と暮らしている。長い歳月の間、一度も正式に結婚をして欲しいとか、財産を分けて欲しいというような要求をしたことがない。ホン会長も30年間モ・スリの真正性を信じざるを得なかった。周りの人々からはホン会長が死ぬ前に、戸籍問題を整理をしといた方がいいと助言されるが、その度にモ・スリは「私は戸籍のようなものに興味はありません…」と答えた。そしてその言葉は100％本気だった。

【ヘインの父】ホン・ボムジュン 役 / チョン・ジニョン

57歳 / ヘインの父 /クイーンズグループ副会長 ホン・ボムジュン

ホン・マンデ会長の次男として生まれたが、基本的に争いごとも嫌いで権力欲もない性格だ。父のように生きたくなかったので、家庭を築いてからはより忠実に生きて来た。子供たち、特に娘へインに対する愛情が強い。

【ヘインの母】キム・ソナ 役 / ナ・ヨンヒ

56歳 / ホン・ボムジュンの妻 / クイーンズ百貨店VVIPクラブ運営 キム・ソナ

娘ヘインの結婚話が出ると、頭が痛くなるのは仕方がない。ただでさえへインとの関係は完全に歪んでしまっているので、息子スチョルへの偏愛だけがどんどん激しくなる。義父にスチョルが叱られるたびに、それが全てへインのせいだと感じてしまうのだ。

【マンデの長男】ホン・ボムソク 役 / パク・ユンヒ

マンデの長男 ホン・ボムソク

もともとはクイーンズグループの長男として有力な後継者だったが、ホン・マンデ会長が拘置所に入ったとき、父を擁護するどころか会長の座を奪おうとしたせいで、出所した父親から断絶された。そのため外国に追い出されたが、現在は再び韓国に戻り、父親にその時に自分は狂っていたので許してほしいと哀願するが受け入れられない。

【マンデの娘】ホン・ボムジャ 役 / キム・ジョンナン

53歳 / マンデの娘 / ボムジュンの妹 ホン・ボムジャ

いつも虎柄の服を着て現れる彼女はホン・マンデ会長の末娘。モ・スリの天敵だ。母親が若くして亡くなったのは、全てモ・スリのせいだと思って憎んでいる。当然、父とも仲が良いはずはない。結婚と離婚を繰り返しているのは、父のような男性を選んでしまったからだ。

【ダヘの息子】ホン・ゴヌ 役 / ク・シウ

1歳 / ダヘの息子 ホン・ゴヌ

ホン・スチョルとチョン・ダへの一人息子。

【ヒョヌとへインの娘】ペク・スビン 役 / ー

ヒョヌとへインの娘 ペク・スビン

ペク・ヒョヌとホン・へインの一人娘。

【へインの兄】ホン・スワン 役 / コ・ドンハ

へインの兄 ホン・スワン

幼い頃にボートの事故で海に溺れたへインは兄のおかげで命を救ったが、兄は命を失った。そのことが原因で母キム・ソナはへインを許せず、ホン・へインに辛く当たるようになっていった。へインの病気が判明してから、へインは度々兄の幻覚を見るようになる。

ヒョヌの家族たち

【ヒョヌの父親】ペク・ドゥグァン 役 / チョン・ぺス

60歳 / ヒョヌの父親 / 龍頭里村の長 ペク・ドゥグァン

息子ペク・ヒョヌがクイーンズの婿になった後、公民館の補修や子どもの奨学金など色々と村の為に尽くしたことが認められて村長になった。どこに行っても、人々が立ち上がって拍手をしてくれ、上席にクッションを敷いて貰えるのが嬉しい。現在は龍頭里の村長として再選挙を控えている。

【ヒョヌの母親】チョン・ボンエ 役 / ファン・ヨンヒ

61歳 / ヒョヌの母親 / スーパー経営 チョン・ボンエ

龍頭里村で小さなスーパーを経営しており、村最高の農家。龍頭里で生まれ育ちペク・ドゥグァンと結婚してから、この村を離れて生きたことがない。店の仕事だけでなく、果樹園の仕事に家事まですべてこなしている。ただそれが続く。

【ヒョヌの姉】ペク・ミソン 役 / チャン・ユンジュ

40歳 / ヒョヌの姉 / 美容院経営 ペク・ミソン

キロギ オンマ※ 年下の夫はサンフランシスコで7歳の息子を連れて博士課程中だ。自身は美容室を運営し、夫と息子の留学費を捻出している。（※キロギ オンマとは…子どもを父親同伴で海外留学させ、自身は国内に残り仕送りをするという意味。「キロギ」は韓国語で「渡り鳥」という意味。キロギ オンマよりもキロギ オッパの方が多い。）

【ヒョンテの息子】ペク・ホヨル 役 / キム・ドンハ

8歳 / ヒョンテの息子 ペク・ホヨル

ペク・ヒョンテの息子で、将来の夢はビルのオーナー。

龍頭里村（ヨンドゥンリ）の人物たち

【ドゥグァンの友人】ヨンソン 役 / キム・ヨンミン

龍頭里村の住人 / ドゥグァンの友人 ヨンソン

龍頭里村のオ・ウニョン※のような存在で認知症の母親を世話している。最近では珍しく無欲なタイプで、食べる分だけ働き、それ以外は本を読んだり、音楽を聴いて暮らしている。（※オ・ウニョンとは…“国民メンター”と呼ばれる韓国の精神健康医学科専門医）

【ヨンソンの母親】ー 役 / シン・ユンスク

ヨンソンの母親

ヨンソンが幼い時に不倫や家庭内暴力を繰り返す夫に苦しめられ、ヨンソンを置いて出て行った。その後認知症になり、療養院に入院したがヨンソンに引き取られ、現在は一緒に暮らしている。

【ドゥグァンの右腕】チュンシク 役 / パク・ジョンピョ

ガンミの夫 / ペク・ドゥグァンの右腕 チュンシク

ペク・ドゥグァンの政治的な右腕ということで、チョン・ボンエの経営するスーパーで無料でマッコリを飲んだり、物を安く買うなどの恩恵を受けている。

【ドゥグァンのライバル】パク・ソックン 役 / シム・ウソン

龍頭里村の青年会長 / ペク・ドゥグァンのライバル パク・ソックン

村長選挙でドゥグァンと争っている。

【チュンシクの妻】ガンミ 役 / パク・ソンヨン

チュンシクの妻 ガンミ

ペク・ミソンの美容院の常連客で、龍頭里村の噂話の発信源。

【ミソンの美容院の常連】パンシル 役 / イ・スジ

ペク・ミソンの美容院の常連客 イ・スジ

ペク・ミソンの美容院の常連客で、ヒョヌの子供時代の教会※の姉。※教会とは…優しい・素敵なという意味で使われる。自分がヒョヌの初恋だと固く信じている。

【ミソンの美容院の常連】ヒョンジョン 役 / イ・ジヘ

ペク・ミソンの美容院の常連客 ヒョンジョン

ペク・ミソンの美容院の常連客で、いつもガンミやスジと一緒にいる。

クイーンズグループに関わる人たち

【クイーンズグループ秘書】グレイス・コ 役 / キム・ジュリョン

59歳 /クイーンズグループ秘書 / 執事 グレイス(コ・ジョンジャ）

旬が過ぎたマダムトゥ※（※マダムトゥとは…富裕層を相手にする女仲人）。かつては上流層ではグレースを通さないと結婚できないと言われていた。皆は彼女の事をクイーンズグループの顧問と非公式の役職で呼んでいる。クイーンズグループの中心人物だが利益とお金のために動く小さな毒蛇のようだ。

【へインの秘書】ナ・チェヨン 役 / ユン・ボミ

へインの秘書 ナ・チェヨン

ホン・へインの秘書で、結婚3年目のワーキングママ。ホン・ヘインとは互いに嫌味を言い合ったり、結婚と人生に対して共感し合う友人のような仲だ。

【ヒョヌの秘書】キム・ミンギュ 役 / チョン・ジファン

ヒョヌの秘書 キム・ミンギュ

ペク・ヒョヌの秘書だが、ユン・ウンソンにペク・ヒョヌの情報をこっそり知らせている。ペク・ヒョヌにバレるが、その後はペク・ヒョヌ側に助力することになる。

【店舗スタッフ】キム・ミンジ 役 / シム・ヘリム

化粧品売り場 販売員 キム・ミンジ

買い物客に絡まれていたところをホン・ヘインが助けた社員。その後、キム・ミンジがトイレで母の闘病のことで泣いているのを見たホン・へインは、職員がんセンター設立が可能かどうか秘書に尋ねる。キム・ミンジの母が亡くなった時、ペク・ヒョヌはホン・ヘインの名前で花と香典が送ったが、女性に花を送ったとペク・ヒョヌの浮気を疑ったホン・ヘインが花の届け先へ行ってみると、そこは葬儀場だった。戸惑うホン・ヘインに、キム・ミンジは社長が直々に葬儀に来てくれたことに感激して涙を流した。 

その他の人物たち

【ヒョヌの友人】キム・ヤンギ 役 / ムン・テユ

ヒョヌの友人 / 弁護士 キム・ヤンギ

ペク・ヒョヌの大学の同期で離婚専門弁護士。ペク・ヒョヌが唯一の中を打ち明ける友人。

【ヒョヌの友人】チェ・チョルスン 役 / イ・テヨン

ヒョヌの友人 / 弁護士 チェ・チョルスン

ペク・ヒョヌの友人。

【ヒョヌの友人】デホ 役 / キム・ハンス

ヒョヌの友人 / 弁護士 デホ

ペク・ヒョヌの友人。

【ヘインの主治医】パク・ジングク 役 / ソ・サンウォン

ヘインの主治医 / 教授 パク・ジングク

ソンミン大学脳腫瘍外科の教授で、ホン・へインのクラウド細胞腫を診断した医師。医師としての倫理意識がしっかりしており、ユン・ウンソンがホン・へインの病名を迫った時も「患者さんの家族でも保護者でもない方にお伝えすることはできない」と断る。その後もホン・へインに電話でアドバイスしたり、クイーンズ一家がトラブルに見舞われた際も変わらず患者に対する責任を果たしている。

【狩猟場の主人】ー 役 / オ・マンソク

狩猟場の主人

クイーンズ一家が利用している狩猟場の主人だ。ユン・ウンソンに大事な飼い犬を売って欲しいと言われて一度は断るが、提示された金額に目が眩み売ってしまう。

【ダへの元恋人】ハン・ジュノ 役 / キム・ヒョンジュン

ダへの元恋人 ハン・ジュノ

チョン・ダヘの元恋人で、お酒を飲むと暴れるクセがある。チョン・ダヘのいとこに扮してホン・スチョルの会社の財務理事として働いていたが、自分が財務理事であった時に犯した犯罪と不正をホン・スチョルに押し付ける計画を企てている。

【ヒョヌの少年時代】ペク・ヒョヌ 役 / ムン・ソンヒョン

ヒョヌの少年時代 ペク・ヒョヌ

校庭で転んだホン・へインに絆創膏を貼ってあげる。その後、立ち去ったホン・へインが落としたiPod（アイポッド）を拾う。

【へインの少女時代】ホン・へイン 役 / ファン・ジア

へインの少女時代 ホン・へイン

校庭で転んだところペク・ヒョヌに助けられる。

【ウンソンの少年時代】ユン・ウンソン 役 / イ・ジュウォン

ウンソンの少年時代 ユン・ウンソン

幼い頃に海外に養子として出されるが、養親から暴力を振るわれる。その後養親が亡くなり、自称天涯孤独として生きてきた。

【ダヘの少女時代】チョン・ダヘ 役 / チェ・ナリン

ダヘの少女時代 チョン・ダヘ

公園でイジメられていたホン・スチョルを助け「将来結婚しよう」と伝える。

【スチョルの少女時代】ホン・スチョル 役 / キム・ジュニ

スチョルの少年時代 ホン・スチョル

公園でイジメられて泣いていたところ、チョン・ダヘに助けられる。「将来結婚しよう」とチョン・ダヘに言われるが「嫌だ」と断る。

特別出演

【精神科専門医】イ・ミンウ 役 / オ・ジョンセ

精神科専門医 イ・ミンウ

ペク・ヒョヌが通う精神科のカウンセラー。

【ヒョヌのスキャンダル監視情報院】ー 役 / イム・チョルス

ペク・ヒョヌのスキャンダル監視情報院

【ヒョヌのスキャンダル監視情報院】ー 役 / コ・ギュピル

ペク・ヒョヌのスキャンダル監視情報院

【ロイヤルデパート社長】イェナ 役 / ソ・イェファ

ロイヤルデパート社長 イェナ

ロイヤルデパートの社長でホン・ヘインの大学の同期でライバル。

【弁護士】ヴィンチェンツォ・カサノ 役 / ソン・ジュンギ

へインの弁護士 ヴィンチェンツォ・カサノ

ホン・へインとペク・ヒョヌが離婚する時に、ホン・へインに雇われた弁護士。イタリアンマフィアではないかと噂されている。

【ペク・ヒョンテの妻】ヒョンスク 役 / キム・シンロク

ペク・ヒョンテの妻 ヒョンスク

【探偵】パク・デギ 役 / ホン・サンピョ

探偵 パク・デギ

ホン・ボムジャがよく依頼している探偵。もともと地下で興信所を運営していたが、依頼人が離婚が成立するたびに一歩ずつ階段を上がり、今では探偵調査員資格検定を取得して営業するまでになった。ホン・ボムジャのおかげで事業が繁栄したので、彼女のコーヒーの好みまで覚えている。ホン・ボムジャの依頼でモ・スリの正体を明らかにし、ペク・ヒョヌの無罪を立証するのに一助したりと頼もしい存在だ。

【不動産仲介会社 社長】ピョン・ソンウク 役 / クァク・ジンソク

不動産仲介会社 社長 ピョン・ソンウク

ユン・ウンソクに雇われた人物。表向きは不動産仲介会社の社長だが、裏家業は殺し屋だ。

【ドイツ医師】ー 役 / セバスチャン・ロッシェ

ドイツ医師

ホン・へインがドイツで訪れた医師

【ドイツ公園管理人】ー 役 / ディーター・ハラーフォルデン

ドイツの公園管理人

ホン・へインがドイツで訪れた公園の管理人

ホン・ギルドン（洪吉童）探偵事務所の探偵①

ドイツでホン・へインをフォローする為に、ホン・へインの父親ホン・ボムジュンに依頼された探偵。洪吉童（ホン・ギルドン）の末裔で神出鬼没で器用なところが先祖譲りと言われている。以前は漫画喫茶を経営していた。

【ホン・ギルドン探偵事務所 探偵】ー 役 /チョ・セホ

ホン・ギルドン（洪吉童）探偵事務所の探偵③

ドイツでホン・へインをフォローする為に、ホン・へインの父親ホン・ボムジュンに依頼された探偵。偽装工作が得意。

【囚人】ー 役 / イ・ハンナ

囚人

モ・スリが収監された刑務所の囚人

「涙の女王」見どころポイント

じわじわと追い込まれていく財閥グループの行く末は！？

経済の中心にあり、巨大な資産と影響力を持っていたクイーンズグループですが、モ・スリとユ・ウンソンの企みによってクイーンズグループを手中に収めることに成功。一家は経営から追い出され、ヒョヌの実家に身を寄せながら失意の日々を送ります。ヒョヌは再起の計画を練り始め、一家と共にモ・スリとユ・ウンソンを追い詰めていきます。果たしてクイーンズグループの経営権は奪還されるのか！？

キム・スヒョン×キム・ジウォンのケミが最高！

本作ではキム・ジウォン×キム・スヒョンの初共演が話題となり、一体どんなケミストリーを見せてくれるのか期待されていましたが、初共演とは思えないほど息がぴったりあった演技を披露しています。コミカルな掛け合いも、シリアスなシーンもその確かな演技力で視聴者を魅了してくれました。また再共演をして欲しいです！

『愛の不時着』や『ヴィンチェンツォ』などのオマージュに注目！

『涙の女王』は、『星から来たあなた』『青い海の伝説』『愛の不時着』などを手掛けたパク・ジウンと、『ヴィンチェンツォ』『シスターズ』のキム・ヒウォン監督（チャン・ヨンウ監督と共同演出）がタッグを組んだ作品ということで、作品のオマージュやパロディが散りばめられていたり、2人の作品に関わった俳優たちがカメオ出演しています。

「愛の不時着」カップルの結婚式場がロケ地に！

『愛の不時着』で共演し、実生活でも結婚したヒョンビン＆ソン・イェジン。2人が結婚式を挙げたグランドウォーカーヒルソウルホテルのアストンハウスが、ペク・ヒョヌとホン・ヘインの結婚式のロケ地として使用されています。

「愛の不時着」のキャストが続々出演！

	『愛の不時着』で、北朝鮮のエリートスパイとしてカメオ出演したキム・スヒョン。パク・ジウンが手掛けた『星から来たあなた』でも主役を演じており、パク・ジウンとの相性は抜群！
	『愛の不時着』では、北朝鮮の違法ドレス店の社長としてカメオ出演したナ・ヨンヒ。彼女は『星から来たあなた』や『青い海の伝説』にも出演しており、パク・ジウン作品の常連です。本作ではホン・へインの母親キム・ソナ役を演じました。
	『愛の不時着』では、大佐の妻として社宅村の実権を握っているマ・ヨンエ役を演じたキム・ジョンナン。本作ではキャラが強めなホン・へインの叔母ホン・ボムジャ役を演じています。
	『愛の不時着』では、リ・ジョンヒョクが住む社宅村に対する盗聴を担当する、通称「耳野郎」と呼ばれている軍人チョン・マンボク役を演じたキム・ヨンミン。本作では龍頭里村の住人ヨンソン役を演じています。
	『愛の不時着』では、ユン・セリの生命保険の担当者 パク・スチャン役を演じたイム・チョルス。彼はキム・ヒウォン監督の『ヴィンチェンツォ』にも対外安保情報院役として出演しており、本作ではペク・ヒョヌのスキャンダル監視情報院を演じています。
	『愛の不時着』では、セリズ・チョイスの広報チーム長 ホン・チャンシク役を演じたコ・ギュピル。本作ではペク・ヒョヌのスキャンダル監視情報院を演じています。

「愛の不時着」のセリのスタイリングと似ている！

『愛の不時着』でソン・イェジンが演じたユン・セリも、本作でキム・ジウォンが演じたホン・へインも財閥令嬢で実業家ということで、シーンごとに変わる華やかなファッションも見どころ！

スタイリストが同じなのか、脚本家のパク・ジウンさんの好みなのか、２人のスタイリングがどことなく似ているような、、、！？

「愛の不時着」の演出をオマージュ！

	リ・ジョンヒョクがユン・セリを自転車に乗せて並木道を走るシーン。『涙の女王』でも、ペク・ヒョヌがホン・へインを自転車に乗せて走るシーンがあります。乗り方は違うけど、「愛の不時着」のロマンチックなシーンを彷彿させる素敵なシーンでした！
	北朝鮮から韓国に帰るセリを守る為、リ・ジョンヒョクが銃で撃たれるシーン。『涙の女王』でも、我を失ったユン・ウンソクからホン・へインを守る為、ペク・ヒョヌが銃で撃たれてしまうのですが、撃たれ方と女性の守り方が同じ！
	韓国にやって来たリ・ジョンヒョクとユン・セリが相合傘をするラブラブなシーン。『涙の女王』でも雨のシーンは多いですが、こちらは傘ではなくジャケットで相合傘！どちらのシーンも幸せそう！

その他のオマージュやサプライズ出演！

左:太陽の末裔　右:涙の女王	『太陽の末裔』や『アスダル年代記』で共演したキム・ジウォンとソン・ジュンギが再共演！ソン・ジュンギはホン・へイン（キム・ジウォン）の担当弁護士ヴィンチェンツォ役として8話にサプライズ登場しています。
左:サム、マイウェイ　右:涙の女王	『サム、マイウェイ』でチェ・エラ（キム・ジウォン）の恋人役を演じたクァク・ドンヨン。本作ではホン・へインの弟役を熱演。ちなみにクァク・ドンヨンは『ヴィンチェンツォ』にも出演している。
左:サイコだけど大丈夫　右:涙の女王	キム・スヒョン主演の『サイコだけど大丈夫』で、キム・スヒョンの兄役を演じたオ・ジョンセが、本作ではペク・ヒョヌの心理カウンセラー イ・ミンウ役として登場しています。
左:財閥家の末息子　右:涙の女王	ソン・ジュンギ主演の『財閥家の末息子』で夫婦役を演じたキム・ドヒョンとキム・シンロクが、本作でも夫婦役を演じた。ペク・ヒョンテ（キム・ドヒョン）の妻はドラマの終盤まで謎に包まれていましたが、12話でサプライズ登場し視聴者を沸かせました。
左:サムマイウェイ　右:涙の女王	本作でペク・ヒョヌが「僕、酔うと可愛くてダメなんだ。可愛いのは生まれつきなのに。基本オプションなのに」と嘆くシーン、これは『サム、マイウェイ』でチェ・エラ（キム・ジウォン）が「私が可愛いフリをすると困るでしょ？でも私も困ってる。だって可愛いフリをしているのではなく、本当に可愛く生まれただけ」という台詞をアドリブでオマージュしたものです！
左:星から来たあなた　右:涙の女王	キム・スヒョン主演の『星から来たあなた』で、ソンイ（チョン・ジヒョン）の友人として出演したホン・ジンギョン、ナム・チャンヒ、チョ・セホ。本作でも３人揃って探偵役として出演しています！

「涙の女王」でへインが着用したウェディングドレスは？

着用ドレス①

結婚式でヘインが着用したウェディングドレスは、ブライダルブランド「Rita Vinieris（リタ・ヴィニエリス）」の1995年の”Aylne”コレクションのもの。そして涙型のピアスはCHAUMET（ショーメ）。

オフショルダーのシンプルなAラインのドレスがとても素敵！

着用ドレス②

ウェディングフォトで着用したドレスは、ポーランド発のブライダルブランド「LANESTA（ラネスタ）」の2022年のコレクションのもの。全体に施された刺繍が美しいAラインのドレス。そして結婚指輪は「BVLGARI（ブルガリ）」を使用しています。

「涙の女王」の最終回は？

2024年4月28日に最終回を迎えた「涙の女王」。最終回の視聴率は24.8％を記録し「愛の不時着」の保持していた最高視聴率21.6％を抑えてtvNドラマ視聴率歴代1位となりました。

最終回ではペク・ヒョヌから2度目のプロポーズを受け入れたホン・ヘイン。その後、2人の間に女児が誕生し、家族3人で楽しそうにドイツ旅行をする姿が映し出されました。そして時は流れ、年老いた男性がドイツでお墓参りをしているシーンが流れます。そのお墓には「ホン・へイン 1990.8.22-2074.4.7 貴方と過ごした時間は私の奇跡でした」と彫られていることから、その年老いた男性がヒョヌであり、へインが2074年まで生きたことが分かります。

「私が死んだら公園の中の墓地に葬って欲しい」と言っていた彼女の希望を叶えて、ヒョヌはこの地に埋葬したのでしょう。ドラマはヒョヌがお墓に花を供えた後、へインと新婚旅行で訪れたラベンダー畑を訪れると、白い服をきたへイン（天使）が微笑みながら手を差し出し、その手をヒョヌが笑顔で握り返すというシーンで幕を閉じました。

へインに「私が死んだら毎日お花を供えて」と言われ「僕は花は供えに行かない。もし君が先に死んだら、僕は一日だけ長く生きて、後を追う」とヒョヌが断るシーンがありましたが、、まさかへインが亡くなって一日で後を追っていないよね！？、、と少しモヤモヤしましたが、一応ハッピーエンドで幕を閉じました。

「涙の女王」OST

OST	曲　名	アーティスト
	The Reasons of My Smiles	SEVENTEEN
	Tell Me It’s Not a Dream	10CM
	Hold Me Back	Heize
	Love You With All My Heart	Crush
	Fallin’	Isaac Hong
	Can’t Get Over You	Paul Kim
	From Bottom of My Heart	Kim Na Young
	Last Chance	So Soo Bin
	Promise	Choi Yu Ree
	Heart Flutter	dori
	More Than Enough	KIM TAE RAE
	Way Home	Kim Soo Hyun

「涙の女王」視聴率

放送話	放送日	視聴率
1話	2024.3.9	5.8%▼
2話	2024.3.10	8.6%
3話	2024.3.16	9.5%
4話	2024.3.17	12.9%
5話	2024.3.23	10.9%
6話	2024.3.24	14.0%
7話	2024.3.30	12.8%
8話	2024.3.31	16.1%
9話	2024.4.6	15.5%
10話	2024.4.7	18.9%
11話	2024.4.13	16.7%
12話	2024.4.14	20.7%
13話	2024.4.20	20.1%
14話	2024.4.21	21.6%
15話	2024.4.27	21.1%
16話	2024.4.28	24.9%▲

「涙の女王」主なノミネート

年	授賞式	部門	受賞者
2024年	百想芸術大賞	男性最優秀演技賞	キム・スヒョン

まとめ

放送前から話題となっていたドラマなので楽しみにしていたドラマ。『愛の不時着』を手掛けたパク・ジウンと、『ヴィンチェンツォ』の監督キム・ヒウォンがタッグを組んだ作品ということで、本当にこの2作品の要素が混じったような感じでした。

ただ病気と財閥のお家騒動の話が同時進行で進んでいくので、交通事故やらアクションシーンの後に、急にセンチメンタルなシーンになったりと、、感情移入が出来ないまま次のシーンに行ってしまうことも多くて、色々な要素を詰め込みすぎかなと思いました。。また前半は割とテンポよく進んでいったけど、後半は少し失速したかなぁという印象です。とはいえ、主演のキム・スヒョンさんとキム・ジウォンさんの演技は本当に素晴らしかったし、脇を固める役者さんたちも一人一人個性が引き立っていて、見応えがありました。またラストもあれだけ色々な要素を詰め込んだ割に、全体的にキレイにまとまって終わったので良かったと思います。

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2023.12.01

韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」あらすじとキャストと感想 (ネタバレあり)

ソン・ジュンギ主演の韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」イタリアンマフィアの顧問弁護士とカサノファミリーがバベルグループに戦いを挑む！ 基本情報 タイトルヴィンチェンツォ韓国語빈센조放　送2021/2/20ー2021/5/2脚　本パク・ジェボム放...

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2024.01.13